2012年1月13日


C★NOVELS
ラクーンシティで続く猟奇殺人。調査に向かったジルたちは森の奥に佇む館に入り込む。そこは死者たちの巣窟だった! 大ヒットゲーム『バイオハザード』翻訳ノベライズついに登場!!
カバー:Wolfina
刊行日:2004/7/25
新書判/272ページ/定価998円(本体950円)
ISBN978-4-12-500862-0 C0297
ある意味では、エンターテインメントとしてのファンタジーをわが国に根づかせたのは、『ドラゴンクエスト』と『ファイナルファンタジー』だといっても過言ではない。周知のように、この二作はかつて社会現象まで引き起こしたほどのテレビゲームの超人気シリーズである。
『バイオハザード』シリーズもまた、これら名作ファンタジー・ゲームに劣らぬほどの人気と驚異的なセールスを誇っている。しかし、こちらはホラーだ。ゲームを知らない人でも、同名タイトルのハリウッド製映画が公開されてヒットしたから、きっとご存知のはず。
S・D・ペリーの『バイオハザード 1 アンブレラの陰謀』は、この名作サバイバル・ホラー・ゲームのシリーズ第一弾を完全ノベライズした作品である。ゲームではわからなかったキャラクターたちのバックグラウンド、脅威のウィルス流出の経緯、そして恐るべきゾンビやモンスターを生み出した未曾有の事件の背後に潜む巨大企業アンブレラの陰謀などが詳細に語られている。したがって、ゲームや映画『バイオハザード』シリーズ・ファンはもとより、ホラーやミステリ、サスペンス、冒険アクション小説を愛読する人にも堪能できる娯楽作品にしあがっている。
ちなみに、「バイオハザード」とは、人間や自然に対して致命的な脅威をおよぼす生物学的災害のこと。生物兵器ウィルスの暴走が、いま活字となってあなたを恐怖と悪夢の世界へと誘う。この夏、ホラーをなにか読みたいと思っているあなたに、ぜったいお薦めのバイオテクノロジー・ホラー長編だ。
〔風間賢二/2004年7月〕