2012年1月13日

書籍情報

書籍詳細

魚釣島奪還作戦

C★NOVELS

魚釣島奪還作戦

大石英司 著

日中台の係争地、尖閣諸島・魚釣島に不審な人影が。警告に赴いた海上保安庁チームと中国大使館員が惨殺され、過激な武装集団の存在が浮かびあがる。日本はあの特殊部隊を派遣するが!?

カバー:安田忠幸
刊行日:2004/10/25
新書判/248ページ/定価945円(本体900円)
ISBN978-4-12-500876-0 C0293


うおつりじまだっかんさくせん

サイレント・コア

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コメント

 中公はメルマガを出しているとかで、そこ用に自己推薦文を書けとか言われたですよ。サンプルも送られて来まして、私、メガテンになりました。だって漢字が一杯なんだもん(~_~;)。もう本の扉に付ける「著者の言葉」ですら、あんな固いこと書くの真っ平なんだが......といつも思いつつ無理してスーツ姿の文章で書いているのに、それを上回る字数で書けって、ああた拷問です。
 ネットにはネット向きの文体というのがあって、メルマガにはメルマガ向きのユニクロな文体があって良いだろうと割り切って書かせて貰いますが。今回の尖閣を巡る物語は、ひとつはスピードがキーですね。
 敵方は、ただひたすら持久するのが目的だから、別に積極的に交戦する意図はない。対する日本側は、とにかく内政上の理由から早くに敵を掃討しなければならない。でもことはそう簡単には行かないわけですね。何しろ、舞台はジャングルです。
 魚釣島というと、われわれには、あの不法上陸者が乗り付ける猫の額のような狭い空間の入江しかありませんが、実は結構大きな島です。そのサイズにしては、切り立った高い山もある。天然の要害というやつですね。もしそんな所に立て篭もられたら、それを掃討するのはベトナム戦争並みの時間と犠牲が必要でしょう。近代兵器なんて何の役にも立たない。
 外務省は、事なかれ主義でいれば、中国側も事を荒立てるような真似はしないと安心している。たぶんそうでしょう。今、尖閣問題で騒いだからといって、中国にメリットは無い。でも、先のサッカーに見られたように、中国政府は世論をコントロールしきれていない。中国には中国で憂国集団が存在する。彼らが次に行動を起こす時には、小船一艘で、たかが証拠写真を撮りにやってくるとは限らない。ほら、「著者の言葉」っぽくなったでしょう?(^_-)  〔C★NOVELSメールマガジン2004年10月号より転載〕

〔大石英司/2004年10月〕

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