2012年1月13日


CN-Fantasia
文字(スペル)による世界の崩壊は止まらない。そして、アンガスと〈俺〉という語り手によって紡がれたもう一つの「物語」が交錯する時、世界は......。多崎礼の紡ぐ物語これにて終幕!
カバー:山本ヤマト
刊行日:2008/9/25
新書判/224ページ/定価945円(本体900円)
ISBN978-4-12-501048-9 C0293
話を書く時、最初に話の核となるテーマを考えます。
前作『煌夜祭』では「すべてのことには意味がある」でした。
そして今回『〈本の姫〉は謳う』では、青臭くて普段はなかなか言えないこと。言ったら言ったで鼻で笑われてしまいそうなこと。
信じたら裏切られそうで、いつもは見て見ぬふりをしているけれど、きっと誰もが心のどこかで信じたいと願っていることが、テーマになっております。
この『本の姫』全4巻は、それを伝えるために存在しています。
この物語のすべてを読み終え、最後のページを閉じた時――貴方の心に、それが届いていることを願ってやみません。
〔多崎礼/2008年9月〕